久しぶりに朝、テレビ地上波のローカルニュースを見ると、「アトモスフェリック・リバー」(Atmospheric River|大気の川)という用語を連発していた。大晦日と、新年早々にカリフォルニアに「記録的な」豪雨をもたらした現象が、また同じ場所に風雨をもたらすという。
「大気の川」というのは、大気中の水蒸気を多く含んだ帯状の部分のことをいうらしく、最近になって明らかになってきた現象で、まだ研究途上にある。これが、「川」と呼ばれるのには、地上の大河に匹敵する大量の水分が含まれているからだという。大晦日には、ニュースも見ないで、部屋に閉じこもって雨音だけを聞いていたが、どこか幼い頃に体験した「梅雨」時の雨の降り方に似ていると感じた。その梅雨や、最近よく聞く「線状降水帯」というのも、この「大気の川」がその原因になっているという研究もある。
大気の川があるからといって、それがいつも必ずしも豪雨につながるわけではない。当然ながら、水蒸気は湯気や雲と違って目には見えないため、異様な雲の流れを見れるわけでもない。温度や気圧の変化、地形など(だと思うが)、他の要因が加わってはじめて降雨になるそうだ。そのため、直前になるまで予報は難しいという。
毎年、同じ場所に同じくらいの降雨をもたらすわけでもなく、この雨自体は、悪者ではない。この冬の降雨がないと、残念ながらカリフォルニアは水不足の夏を過ごすことになる。
これから数日間はまた「システム」((Low-pressure)System|低気圧)や「コールド・フロント」(Cold Front|寒冷前線)が次々に通過して、長雨になりそうである。
0 件のコメント:
コメントを投稿