[出版]KADOKAWA メディアワークス文庫
この本をみつけたのは、毎月開催されていたひまわり会の古本市でのことだった。
小説は、あまり読んでこなかったが、「ビブリオ」という店の名前と、本(古書)に関するものなので、思わず手に取った。古本市で手に入れたのは、全7冊のうちのたしか3冊で、そのうち、残りも出品されないかなと、待ち続けたものの、結局は、新品を購入して全冊を揃えた。
しばらくは本棚で眠っていたが、あるとき、映画化されたものを見る機会があって、それをきっかけに読み始めた。
鎌倉にある古書店での出来事という設定であって、さまざまな古書を巡る事件を、若い女性の店主とその従業員が解決していく、という推理・ミステリー小説である。
登場する本は、どれもかなり値打ちのある初版本で、本探しや本の売買が伴う。例えば、夏目漱石の「それから」や太宰治の「晩年」など、いろいろな本が出てくる。ストーリーは、2人の主人公の祖父母にあたりまで遡って、本人たちも知らなかった秘密が明かされていく。
最後のシェークスピアの本にまつわるエピソードでは...
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